小さい病床規模の病院で働くメリット4選

病床規模が小さい小規模病院(病床規模99〜20)やクリニックまたは診療所(病床規模19以下)で働くことには、たくさんのメリットがあります。
1つめのメリットは【残業が少ない】ことです。病床規模の小さい病院は、救急患者が来る割合がかなり低く、重症患者は大規模病院や大学病院へ搬送されます。そのため患者さんの急変が少なく、その分残業も少なくなります。
病床規模の小さな病院で働くメリット2つめは【採血などのスキルが上がる】ことです。大病院では採血や点滴などを主に研修医が行います。小規模の病院やクリニックなら、看護師が採血、点滴のルート確保などを行います。看護師としての基本的なスキルを上げたいなら小規模病院がおすすめです。
3つめにあげるメリットは【患者さんとの距離が近い】ことです。患者さんは主に地域の方なので、長く経営している病院やクリニックには親子2代、3代にわたって通院している方も少なくありません。患者さんやご家族の状況が分かりやすく、信頼関係を築きやすいというメリットがあります。
4つめのメリットは【私生活を重視できる】ことでしょう。病床規模の小さい病院やクリニックには、子育て中の看護師が多く働いています。病院もスタッフが働きやすい環境を作ることを意識しているので、大規模病院なら勤務時間外や休みの日に参加しなければならない勉強会や研修も、勤務時間内に実施されています。子育てや介護に忙しい人、趣味や副業に時間を使いたい人にとって理想的な環境で働けます。